皆様のお力添えを頂きまして、2016年5月13日、万延元年遣米使節団が日米修好通商条約批准書交換の為、米国ワシントン海軍工廠に1860年5月14日に到着したことを刻銘する記念碑が建立され、米国海軍に寄贈されました。当会員の皆様の他、咸臨丸子孫の会、加藤素毛記念館、佐野鼎研究会、東善寺、徳川宗家第十八代当主、柳営会、ワシントン商工会議所(五十音順)他の皆様から、ご支援、資金援助、ご尽力を頂き、この歴史的意義を共有できますこと、心より感謝の意を表します。

万延元年遣米使節子孫の会 会長 村垣孝

万延元年遣米使節子孫の会は、最初のハワイへの移民である『元年者』の最終イベントにお招きいただき、現地在住の方、研究者の方も含め21名の子孫団としてホノルルを訪問し、上院、下院、州知事より公式の訪問認定証を頂きました。ハワイ州公文書館による、使節が寄港した際の史料の特別展示が開催され、使節が謁見したカメハメハ4世の傍系のご子孫と面会いたしました。

ハワイ州下院による認定証(PDF:9.5MB)
ハワイ州上院による認定証(PDF:6.2MB)
ハワイ州知事、副知事による認定証(PDF:6MB)

日米修好通商160周年に際し、当会の活動10年記念事業のひとつとして、都立芝公園10号地に100周年の際に建立された万延元年遣米使節の記念碑に英語訳説明板を設置し、東京都へ寄贈いたしました。この英語訳説明板が、「東京2020オリンピック、パラリンピック」の来訪者、観光客など広く世界から来日する皆様に「日米友好親善の礎を築いた万延元年遣米使節の壮途」を知っていただく機縁となり、更なる国際親善に寄与することを祈念いたします。

賜りましたお祝いメッセージをご紹介します(クリックすると詳細が見られます)

英語訳説明板を東京都へ寄贈の記事がThe Mainichi に掲載されました。

英文記事はこちら(クリックすると詳細が見られます)
日本語訳はこちら(翻訳 万延元年遣米使節子孫の会)(PDFが開きます)

会の創立10年にあたり、お二人に感謝の意を表します。

米国ワシントン在住 日米退役軍人協会(JAVA)Terry T. Shima氏

嶋氏は当会創立当初より、当会をご理解、ご支援くださいました。2016年当会による万延元年遣米使節記念碑をワシントンNavy Yardに建立寄贈、2018年ワシントン国立公文書館での徳川家茂からブキャナン大統領宛親書特別閲覧、2019年ハワイ州議会によって授与された当会訪問の公式認証などに際し、多大なるご尽力いただきました。

前横須賀自然人文博物館学芸員、安池尋幸氏

万延元年遣米使節研究を深められ、当会創立前からご指導、ご協力、ご支援いただきました。