「日米修好通商100周年記念碑英語訳説明板」を万延元年遣米使節子孫の会より東京都へ寄贈 

 日米修好通商160周年に際し、当会の活動10年記念事業のひとつとして、都立芝公園10号地に100周年の際に建立された万延元年遣米使節の記念碑に英語訳説明板を設置し、東京都へ寄贈いたしました。

 当会は、万延元年遣米使節が日本の近代外交の先駆けとなった史実を外国の方々にも知っていただくことを目的に、記念碑の英語訳説明板を設置いたしたく、2年にわたり都の関係者との交渉を進めてまいりました。令和2年1月、この計画が正式に承認され、5月13日設置、寄贈が完了しました。 

 当初、第9回総会終了後、来賓の方々をお招きしてのお披露目会と記念クルーズパーティーを予定しておりましたが、コロナ禍の発生で、会合は中止となり、東京都東部公園緑地事務所担当者と現地での設置確認、書類の交換を行ないました。

 日米修好通商160周年にあたる令和2年(2020年)に設置されたこの英語訳説明板が、「東京2020オリンピック、パラリンピック」の来訪者、観光客など広く世界から来日する皆様に「日米友好親善の礎を築いた万延元年遣米使節の壮途」を知っていただく機縁となり、更なる国際親善に寄与することを祈念いたします。

万延元年遣米使節記念碑と当会が設置、東京都にへ寄贈した英語訳説明板
東京都へ寄贈後、記念撮影 後ろに東京タワーと増上寺が見えます
碑文の英語訳説明板
万延元年遣米使節記念碑 碑文

~万延元年遣米使節記念碑とは~

 昭和35年、日米修好通商100周年に際し、外務省、経団連、日米協会、東京都が日米修好通商100年記念行事運営会を設立し、万延元年遣米使節史料集成全7巻を出版、記念行事として、駐日米国大使による新見豊前守墓参、皇太子ご夫妻が見学された伊勢丹百貨店における日米修好通商百年記念展、ボストン交響楽団による音楽会、東京会館での晩餐会などが開催されました。そのひとつとして、芝公園にペリー胸像と向かい合って万延元年遣米使節記念碑が建立され、マッカーサー米国大使、東東京都知事が参列された中で贈呈式典が行われ、当会会員先代の方々や現会員も出席し、除幕の役も務めました。碑文には村垣淡路守の詠んだ「竹芝の浦波遠くこぎ出でて 世に珍しき船出なりけり」という使節出発の歌が刻まれています。東都知事は「日米友好の伝統をますます深めたい」とあいさつ、マッカーサー大使も「この記念碑は日米協力、相互依存の最初を象徴している」と語りました。式典の模様はテレビ、新聞で報道されました。

                                  

       宮原万里子理事の報告