「万延元年遣米使節子孫の会 2016年度 秋の講演会」及び「懇親会」

子孫の会主催「2016年秋の講演会」及び「懇親会」を、平成28年10月23日に開催しました。

  • 開催日時:2016年10月23日(日)13時~17時 
  • 場所:千代田区立日比谷図書文化館 4階会議室

【1】講演会の部

出席者:新見正裕、村垣正澄、宮原万里子、村垣祥子、永野務、辻丹美、長野和郎、伊藤とも、塚原辰二、前田和子、小島昌子、持丸美稲子、柳原三佳、佐野良彦、鈴木誠二郎、鈴木成子、小林賢吾、安池尋幸、友澤弘弌、稲松孝思
[ゲスト]樋口雄彦、藤城城一、井上一規、広瀬権、 佐藤任宏、鳥居京二、鈴木紘一(敬称略)
[合計]27名

  • 講演 1
    「塚原重五郎昌義の二度目の人生について」
    講師:当会専務理事 塚原辰二
    遣米使節団に外国奉行支配調役として追行した塚原重五郎昌義のご子孫で当会専務理事の塚原辰二により塚原家の由来、塚原但馬守昌義(重五郎)の経歴、明治維新後に米国サンフランシスコに政治亡命し、帰国後武田昌次と改名後の経歴他多難なエピソードが紹介されました。
  • 講演 2
    鈴木紘一先生より村山伯元医師の随行日誌「奉使目録」の訳文書を作成する事になったかの経緯、またこの原本が何故病院に保管される様になった経緯について説明を頂いた。
    • 何故病院に「奉使日録」が保管されていたのか。
    • 原本のままでは現代の方には理解されない。是非要約書を作成したいと考えていた時、古文書専門家の友澤弘弌氏と出会い現代語訳として編集出来た。
    • この中に村垣淡路守が書かれた「航海日記」と比較してその日に何があり、それを夫々がどの様に受け止めたか、立場の違いを読み取らせて頂いた。
    • ただ本稿は医学的見地からは余り見るべきものはありませんとのお話でした。

[お知らせ]宮原万里子理事から、2017年1月24日に日米協会と同時開催で講演会を開催し、 東京大学史料編纂所(元所長)横山伊徳 教授に講演をして頂きます。皆様には後日同講演会のお知らせをお送りしますので、是非ご出席をお願いします、とのことでした。

【2】懇親会の部

出席者:講演会出席者のうち、樋口雄彦、持丸美稲子の2氏は帰られました。

いつもの様に村垣正澄様の乾杯の御発声で懇親会は始まりました。
ゲストの皆様からのご挨拶を頂戴しワシントンでの除幕式の話等々に花が咲き時間を忘れる懇親会となりました。(肝心の集合写真を撮るのを忘れてしまいましたが)